社員インタビュー

人の体温を上げる存在で
あり続けたい

コンサルタント
Koji Shidara
設楽 浩司
Profile

早稲田大学理工学部卒業後、損害保険ジャパン株式会社に入社。リテール営業、企業営業を経て、一橋ICS(International Corporate Strategy)にてMBA修了。ホールディングス人事部で人材開発・組織開発などに携わる。2022年1月にHRインスティテュートに入社。

教壇に立つだけが
教育ではないことを知った
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学生時代には教員免許を取得し数学教師を目指しましたが、まずは就職してみようと決意。人に何かを教えることや分かりやすく伝わるように工夫することが好きだったこともあり、「保険」という無形商材を扱う会社に就職。約15年間の仕事やプライベートでの経験を踏まえ、改めて自分自身の人生のパーパスを考えました。

この先も長く働くと考えたときに、自分自身が興味のある「人」の分野でもっと幅を広げたい、もっとチャレンジしたいと考えました。自分とは異なる国籍や多様な経験をしている方など多くの人と対話する機会を設け、自分が納得するまで多くの書籍も読み自身と向き合いました。その過程で「家族との時間」「自分らしさの発揮」「社会貢献」という3つの軸を大切にしたいと思いました。住職や農家など、さまざまな顔を持つメンバーが活躍するHRインスティテュートなら、自分らしい働き方が実現できると考え、入社を決めました。

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「自分のため、人のため、人々のため」という
順番が大切
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教員とは違う道を選んだ私が、ワークショップでやりがいを感じたエピソードをご紹介します。大学生向けの「キャリアを考える」講義を終えた後、「自分の軸が見つからない」という学生が相談に駆け寄ってきてくれました。私の講義を聞き「質問してみよう」と思ってくれたこと、一歩踏み出してくれたことがとても嬉しかったです。大切にしてきた“人の体温が上がる瞬間”を目の当たりにした出来事でした。

HRインスティテュートでは様々な企業の支援をさせてもらっていますが、企業だけでなく学生向け・地域向けにサービス展開している当社ならではの経験だと思います。「主体性を挽き出す」というミッションに沿っていれば、領域を制限することなく「人」にフォーカスする会社。自分なりの想いを持った人が集まり、それぞれが「自分のため、人のため、人々のため」に多様な働き方でチャレンジしています。

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5年後に振り返ったときの
ターニングポイントをつくりたい
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人生の角度が変わるようなプログラムを作るのが今後の目標です。ロジカルシンキングといった知識も大事ですが、クライアントの原体験になるような機会を提供したいと考えています。なるべく自分事化してもらうために、普段から知識を単純に伝えるよりも問いかけるよう意識しています。積極的に発言してもらうために決して否定はせず、心理的安全性を確保し、「参加して楽しかったな」「明日からやってみようかな」という一歩を踏み出してもらうことに重きを置いています。

5年後に振り返ったときに、「あの時がターニングポイントだったな」と思ってもらえるような、新たな人生の扉を開くきっかけを一緒につくりたい。それがこれから先のテーマです。強みや弱みも含めたその人らしさを発揮しながら、正しさにとらわれることなくパーパスに基づきチャレンジすることで、また違った自分・世界を見つけていく。周りの仲間と協力しながら実現していきたいですね。

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Off time
Off time/ 私たちの休日

家族と一緒に近所の植物園によく出かけます。自分自身が「花鳥風月」が好きというのもありますが、子どもが幼い今のうちになるべく外に出て体験することを大切にしています。また時間をつくり読書も堪能しています。研修やコンサルティングをする際に「そういうことか!」や「あぁ、なるほどね」とお客様に刺さる事例を、書籍から探しているイメージです。もともと読書は得意ではありませんでしたが、自分をブラッシュアップし続けることで、相手に響く確率がグンと高まる実感があり、そのような時間も大切にしています。