私たちは世の企業で活躍する人材の育成を通じて、組織や社会の成長に貢献しています。組織を良くするのは、そこで働く人が行動しなければなりません。その一人ひとりに必要なスキルや気づきの機会を提供し、本人自身が主体性を挽き出せるように向き合っています。
また、私たちは会社であるというよりも、同じ理念を持った人の集合体であると考えます。主体性に働きかけるアプローチは、研修の実施や新しい仕組みの構築、環境づくりのお手伝いなどメンバーによってさまざま。軸が繋がっているからこそ、多様性を受け入れられるのです。マネジメントスタイルは全員参加型経営。もちろん肩書きのある人もいますが、分散自立組織のようにみんなで意思決定を行いながら、自分たち自身も主体性を挽き出しています。
個性が際立ち影響力のある人になる一方で、一緒に仕事をしたいと思われるには親しみやすさを併せ持つことも大切です。私たちは、両方を兼ね備えたメンバーと共に成長していく組織を目指しています。
私にできることは何だろう。そう常々考えながら仕事に向き合いつつ、出会う人や組織に何らかの変化やきっかけを与えられるような存在であり続けたいと考えています。
仕事をする上で理想としているスタンスは、「ロマン・そろばん・冗談」。仕事に対してロマンを抱いて情熱的に、頭の中ではそろばんを叩くようにしたたかで戦略的であり、時には冗談を言って和ませる。そんなバランスの取れた状態でいることを大切にしています。
また、経営者という立場で気をつけているのは、あまり口を出しすぎないようにすること。メンバーそれぞれが主となって意思決定できるような関係性を目指しています。ゆくゆくは、「事業会社を作りたい」と声を上げるようなメンバーが増えていったら嬉しいですし、軸さえ繋がっていればアイデアは自由。例えば、「レストランを経営したい!」というアイデアを具現化するのもいいと思っています。
転職自体が意思決定であるため、まずはそれを決めただけでも凄いことであり、自信を持っていただきたいです。私たちは挑戦しようとしている人を応援する社会にしていきたいと考えています。そのために、上からの圧力で動くような組織ではなく、やりたいことをやりながらスキルを磨ける環境の整った会社をつくってきました。何かに挑戦したいと思っている人には惜しみない支援をします。
これまで退職したメンバーの多くが独立しているところも当社らしさが表れています。決してネガティブな行動ではなく、主体性を持ち、自分自身で行動できるからこその選択肢だと思っています。
もうひとつ私たちの魅力をお伝えするなら、その時々に肩を並べる人や時代背景に合わせて制度や働き方を変化させているところです。例えばテレワークは、コロナ禍以前より取り組んでいました。もちろん、原宿にビジョンハウスというオフィスを持ち、そこに集うような対面機会も重視しています。これからも「こんな働き方がしたい」といった、個々の声に耳を傾けながら固定観念に縛られることなくより良い方策を導き出すことで、お客様だけでなく、社員であるメンバーがファンになれるような会社を目指していきます。