ワークアウト (プロセスコンサルティング型プログラム)
ワークアウト・プログラムとは、「実践的なテーマ」を題材とし、戦略的な観点から「課題解決」をはかり、
教育的に「実践者そのものを育成」する、HRI独自のプロセス・コンサルティング・プログラムです。
ワークアウトのねらい
ワークアウトを通じて、参加するメンバーが、組織のリーダーとしてはもちろん、個人の人生という観点においても、「主体性を発揮して、自ら率先して周りを巻き込みながら課題を解決し、新しいアイデアを創造し、未来を切り拓いていく人材」として成長することを目的とします。
ワークアウトの特徴
ワークアウトは、組織としての「課題解決」と個人としての「人材育成」を同時に実現することで、組織のメンバーが自ら考え、主体的に行動する変革型組織を創ることをめざしています。ファシリテーターを務めるコンサルタントからの提言・提案を受けるだけではなく、問いを自ら設定し、考え、行動し、結果を検証するプロセスを経て、課題を解決するだけでなく、当事者、実践者を育成できることが最大の特徴です。
組織としての課題を共有したうえで、クライアントの参加メンバーとコンサルタントが幾度も壁打ちし、掛け合い、問いと仮説をやりとりしながら解決策の仮説を構築していきます。
ワークアウトは研修としての位置づけで実施されることも多いですが、その場合であっても「より実践を重視」、「より参加者中心」の場であることをコンセプトとしてこだわります。
ワークアウトの実施ステップ
刺激を受ける・知見を得る
外部のコンサルタントや有識者からマクロ環境変化や経営トレンド、その他最先端の情報、知識をインプットすることで参加者自らが学びなおす姿勢を創ります。
自ら問いを立てる
組織の経営方針や課題に関心を向け、自らを組織のリーダーと見立てたときに、何を解決すべきか、自ら問いを設定します。 ※大枠を経営陣から示したうえでその中から問いを設定する、という方法も行っています。
対話する・議論する・フィードバックを受ける
職位や経験年数を横に置き、問いに対してフラットに話し合います。必要に応じ、対話を活性化するために、論理的思考や戦略的思考などの思考スキルやファシリテーションや傾聴・質問力などのコミュニケーションスキル、その他リーダーシップについてのトレーニングもあわせて実施します。
実際にアクションする
ただ会議室で話し合うだけではなく、現場にて考えたことを実行に移し、検証をします。普段、関心を向けないデータやFactに目を向けることは新たな視点を養うことにつながります。
結果を出し検証する・次の行動を計画する
アクションを通じて得られた情報をもとに自らプロトタイプを仮説として創り上げます。実行の結果を獲得し、その結果をもとにさらなる改善個所について話し合ったうえで次なる行動の計画を立てます。 同時に、自らの「人を動かす」スキルや考え方についても振り返りを実施し、気づきをもとに一回り大きいリーダーとしての器の形成につなげます。