ビジョンハウス研修レポート
「RIZAP健康セミナー〜夢を叶えるボディメイク〜」
2018/12/20
恒例となります弊社社内勉強会(ビジョンハウス研修)の内容をご紹介したいと思います。
2018年最終回は「RIZAP株式会社(以下RIZAP社)」様にご依頼をしました。
テーマは「RIZAP健康セミナー〜夢を叶えるボディメイク〜」。
RIZAP社で健康セミナーを実施されている近田眞奈さまにお越しいただきました。
テーマ | RIZAP健康セミナー〜夢を叶えるボディメイク〜 |
日時 | 2018年11月26日(月) |
講師 | RIZAP株式会社 近田 眞奈様 |
1.テーマ設定の背景
現在、働き方改革、生産性向上に注目が集まっていますが、併せて「健康経営」に対する注目も高まっています。健康経営とは、健康管理について経営的視点からも考え、実践することを意味しています。
弊社においても、各人が今まで以上に健康管理を意識し、生活習慣を見直し、健康トラブルを未然に防いで労働生産性を上げる機会とするため、今回の「RIZAP健康セミナー」を実施することになりました。
2.講師の方からの解説
講師の近田さまは、スキー競技を経験されたアスリートであり、ご自身がケガをされた際、人生を変えるトレーナーに出会われたことで、ご自身も誰かの人生をサポートできるようになりたいと考えられ、RIZAP社のトレーナーになられた方です。実際のご経験も踏まえ、わかりやすくレクチャーいただきました。
セミナーでは、以下3項目に沿って進めていただきました。
- 生活習慣を振り返ろう
- 心のメカニズム
- RIZAP メソッドの秘密
3.研修スタート!
研修は、自身の生活習慣を振り返るところからスタートしました。生活習慣に関する10個の質問に〇か×で答え、まずは自身の現状を把握します。(〇の数によって自身のタイプが分かります)
正直なところ、生活習慣を気には掛けていても、継続することが難しいのが現状です。自分自身の結果を受け、今ではなく、10~20年後の自分のために何ができるかを考える必要があると、改めて教えていただきました。
続いて、生活習慣を改善するためには、第一に心のメカニズムが重要であることを学びました。このセッションは、「結果にコミットする」というRIZAP社の有名なキャッチフレーズの核心部分でもあります。
それは、人が行動に移す動機から考えるということだそうです。
動機には、ネガティブな動機とポジティブな動機の2種類があります。
みなさんもご自身で経験されていると思いますが、例えば「歯が痛い」というネガティブな動機では、すぐに「歯医者に行く」という行動につながります。しかしネガティブな動機では、痛みがなくなれば行かなくなるため、根本的な原因改善につながらないのが特徴です。
一方でポジティブな動機とは、行動の先に「何がしたいのか」「どうなりたいのか」という目的がしっかりある状態だと教えていただきました。
RIZAP社では、お客さまの「痩せたい」という要望をヒアリングする際に、その先に何があるかについてもヒアリングし、理想の体を手に入れた時の行動をイメージしていただき、お客さま自身の「なりたい自分」に向けた提案をされているとお聞きしました。
我々も日々の習慣において、ポジティブな動機を持つことがいかに重要か、改めて気づかせていただきました。
最後に、いざ行動へ移すためのRIZAP社のメソッドの秘密を、食事、運動、習慣の3ステップで伝授いただきました。
ボディメイクにおいては脂肪燃焼が不可欠であり、そのために最も大事なのは食事だそうです。
食事は1日に3回あり、1週間では21回もあります。そのため、運動によって脂肪燃焼効果を高めることも大事ですが、食事でいかに必要な栄養素を摂取できるかという観点で考えることが重要だとレクチャーいただきました。
三大栄養素と言われるタンパク質、脂質、炭水化物の中で、日本人はお米文化ということで炭水化物に偏っている傾向があります。炭水化物は糖質と食物繊維に分けられ、中でも一番脂肪につながってしまうのが糖質です。
糖質は吸収が早いため、すぐにエネルギーとなるメリットがありますが、摂取しすぎると脂肪になるというデメリットがあります。
そこで、クイズを通して、低糖質についてみんなで考えてみました。
何が低糖質な飲食物なのか……と考えた時に、気になるのはやはりお酒ではないでしょうか。特にこの季節は、年末年始にかけて忘年会・新年会と飲み会が多くなる時期です。
アルコールには筋肉を分解する効果があるため、ビールは2缶/日を目安にしましょう。もし飲まなければいけない時は、食べ物に気をましょう。中でも焼き鳥の塩が一番おススメとアドバイスをいただきました。
クイズの後は、みんなが待ち望んだ運動のレクチャーをしていただきました。
理想は有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせ。有酸素運動は、普段の歩幅を気持ち大きくするだけでも変わるため、日ごろの活動を意識するだけで可能だそうです。
さらに、全員でスクワットとアームクローズを行いました。
フォームを意識してスクワット……普段あまり体を動かしていない方々は大苦戦。早くも筋肉の悲鳴が聞こえてきます。
食事、運動方法をレクチャーいただいた後は、行動を習慣化するメソッドをレクチャーいただきました。
「心のメカニズム」の部分にあった通り、行動に移すためにはポジティブな動機を持つことが大事です。
今回はペアになり 自分自身のポジティブな動機(どうなりたいか、どんなことにチャレンジしたいか)を宣言しました。こうして互いにサポートしていくことが、習慣を定着させるための近道とアドバイスいただきました。
4.学びの感想
健康のためには、運動だけではなく食事がとても重要だと改めて気づかせていただく機会となりました。また、今の自分のためではなく、10~20年先の自分のために今行動する。その重要性についても実感できました。
運動も、ジムに通うとなると時間の確保も必要になり、なかなか長続きしないのが現状です。そのため、合間の時間にできることを実践していくことが大事なのだと教えていただけたのは、大きな成果でした。
5.結び
今回の研修は、改めて健康のための習慣を考える機会となりました。
ポジティブな動機をつくり、なりたい自分に近づくために習慣をつくる。その重要性をRIZAP社メソッドから、参加したメンバー全員が考えられたと感じています。
RIZAP社の近田さま、この度はありがとうございました。今回の気づきを踏まえ、健康のための習慣を「明日から実践」していきます。
記:コンサルタント 酒井瑛司
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