グローバルマインドセット
2016/7/15
しかし「真のグローバル化」に成功している企業は多くはないでしょう。
真のグローバル化とは従業員や経営層の国籍を問わず、地球上のどこでも事業を行い、業績を挙げることが出来る企業です。
その点で現在、グローバル化を目指そうとする日本企業が抱える課題は「人財」でしょう。
製品やサービスの海外展開にとどまらず、拠点の現地化が進むにつれて、「誰を現地に行かせるのか?」「誰が成果を挙げられるのか?」を明確にすることは大きな課題です。
業務知識に長け国内で成果を挙げていたからと言って、現地で成果を挙げられるとは限りません。
また言語力があるからといって成果を挙げられるとは限らないのです。
勿論これら2つはグローバル人財にとって必要な要素であることに間違いありません。
近年、企業は実際にはこの2つの能力以外に第3の能力が必要なことに気づき始めています。
それは「グローバルマインドセット」です。
自分とは異なるバックグラウンドをもつ個人、チーム、組織を動かすために必要とされる能力のことを言います。
具体的には
- 国際的知識と学習能力である「知的資本」
- 異文化への寛容さと変化への順応力である「心理的資本」
- 自分とは異なる人々と信頼関係を築く能力「社交的資本」の3つで構成されています。
つまり「頭、心、活動」をそれぞれ鍛えることにより、どこでも成果を高められるグローバル人財として育成を図ることが出来るのです。
世界の情勢を把握し、異文化を受容し、違いを楽しみ、国籍を超えてネットワークを創ることが出きる人財こそ、
真のグローバル化を目指す日本企業にとって必要なグローバル人財の姿です。
皆様の企業でもグローバルマインドセットを取り入れグローバル人材育成に役立てていただければ幸いです。
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