用語解説

オープンイノベーション

ハーバードビジネススクールの教員であったヘンリー・チェスブロウが発表した概念。

チェスブロウはオープンイノベーションを「組織内部のイノベーションを促進するために、意図的かつ積極的に内部と外部の技術やアイデアなどの資源の流出入を活用し、その結果組織内で創出したイノベーションを組織外に展開する市場機会を増やすことである」と定義した。

オープンイノベーションに対し、自社開発の技術・製品を展開する自前主義のイノベーションモデルを「クローズドイノベーション」と呼ぶ。

 

企業が継続的なイノベーションを起こしていくためには「両利きの経営」が必要となるが、既存企業においてはどうしてもすでに持っているものを改良する「知の深化」に傾きやすい。

知の幅を広げるための「知の探索」を実現していくうえでオープンイノベーションが注目を集めている。

 

そのなかでも大企業がスポンサーとなって、スタートアップ企業と事業共創を実現していく「アクセラレータープログラム」が開催されることが増えてきた。

これは3か月ほどの期間を設定して、大手企業がスタートアップ企業に対してサポートを行い、ともに事業の成功を目指すものである。

代表的な事例として「三菱地所コーポレートアクセラレーター」や「TOYOTA NEXT」、「MORINAGA ACCELERATOR」などがある。

 

 

 

 

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