用語解説

アショカ財団

「世界で最も緊急に解決しなければならない問題」を解決するための社会変革を目指し、実行する男女を支援する活動を、27年にわたり行っている。その数、世界60か国で1800人以上。”貧者のための金融機関”であるグラミン銀行を創設し、貧困問題解決に大きく貢献したとし2006年にノーベル平和賞を受賞したモハマド・ユヌス氏も、同財団と深く連携し、社会起業家を支援する活動を展開している。

同財団から支援を受ける社会起業家は「アショカフェロー(以下、フェロー)」と呼ばれ、金銭的支援だけではなく、世界中のフェローのネットワークを活用することができる。先輩フェローはあらゆるノウハウを共有できるよう支援し、新米フェローのこぢんまりとした活動を、一気にグローバルな巨大ムーブメントに成長させるのだ。結果、50%のフェローが、支援開始から5年以内に国の政策を変えることに成功している。

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