用語解説

学習する組織

組織を直接的に動かす経営資源、基本要素は「ヒト」である。変化に対応する組織、絶えず変化に応じて組織変革する、その基本要素としてのヒトが自己変革する組織が「学習する組織」である。つまり、学習する組織は変化に柔軟に適応できる仕組みがその組織にビルトインされた組織なのである。変革の基本要素として、「個々人の能力」と「コミュニケーション」に重点を置くものだ。
 米国MITの教授、ピーターセンゲは学習する組織の五原則として次の項目を挙げている。
  1.チーム学習
  2.ビジョンの共有
  3.先入観・思い込み(=メンタルモデル)の克服
  4.自己実現
  5.システム思考
チーム学習、ビジョン共有、先入観・思い込みの克服、自己実現の原則を前提とし、システム思考によって、全体を統合して、学習する理論〜実践の一貫した組織がつくられるとするものだ。ここで言う”学習”とは、「経験によって新しい適応法を習得すること」であり、知識習得を意味するものではない。変化に適応する仕組みを個々人の能力向上と、適応力に求めるものだ。

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