用語解説

aaS(EaaS; Everything as a Service、XaaS; X as a Service)

従来はモノで提供されていた形態がサービスに置き換わることを表す総称。最近では用語の解釈が拡大したことにより、業界やエコシステム(生態系)において、価値の中心がモノからサービスに置き換わる状態も含まれる。

 

■用語が生まれた経緯

 「aaS(as a Service)」という言葉の起源は、米国のCRMサービス提供会社であるセールスフォース社が用いた「Software as a Service」に遡る。マイクロソフト社のOfficeに代表される従来のアプリケーションは、当該アプリケーションを購入した後、PCなどの端末にインストールする必要があったが、同社のサービスではインターネットに接続することでアプリケーション機能を使用することができる。

 これにより、利用当初の費用やインストールの手間だけでなく、アプリケーションのアップデート、データのバックアップといった運用時の問題を解決したことにより、ITサービスの「クラウド化」の流れの中で急速に普及した。

<IT領域(アルファベット順)>

 AaaS(Analytics as a Service)、BaaS(Backend as a Service)、DaaS(Desktop as a Service / Data as a Service)、DBaaS(Database as a Service)、FaaS(Framework as a Service / Function as a Service)、HaaS(Hardware as a Service)、IaaS(Infrastructure as a Service)、NaaS(Network as a Service)、PaaS(Platform as a Service)など

 

■その後の発展

 「移動(Mobility)」に関わるあらゆる手続き(検索、予約、決済など)をシームレスに行う「MaaS(Mobility as a Service)」のような使用方法も見られる。

 

 

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