用語解説

DM ( Data Minning )

データマイニングとは、データからお宝・財宝という鉱脈を探すことをいう。そのためのツールといってもいい。有名なのはウォルマートのバスケット分析。通常、小売業では、いつどこの店舗で何がどれだけ売れたか?というデータ分析だった。販売管理・在庫管理をするため。しかし、このバスケット分析(別名、レシート分析ともいう)とは、40代の男性が、何曜日に何と何と何をいくつ買っているか?を分析するもの。つまり、どんな商品が、どういう商品と同じショッピングバスケットにはいっているかを分析するものである。ウォルマートは、この分析手法で、「週末には、30代の男性が、紙おむつとビールをかなりの確率で一緒に買う」という傾向を発見することができた。そこで、紙おむつの横に缶ビールをたくさん陳列したら、両方の売上が増えたという。同じことで、チェーンソーとマットレスがシナジー効果を発揮したという。
小売の原則は、売れたから発注するのではなく、売れると思うから発注するのだ!とセブン‐イレブンではいわれるが、この意味がわかる。
このように各種データをいくつかの変数で、多変量解析を実施して、売れ筋、ターゲット顧客などの鉱脈を見つけるツール(手法)が、DMである。

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