経営戦略策定の考え方とスキルを社内に蓄積する
経営戦略策定ワークアウト
客観的視点からフィードバックを提供するコンサルタントとともに、経営者・経営幹部自ら、自社の能力の最大化を可能にする経営戦略を立案するプログラム。
プログラム概要
- ねらい
- 受講者自身が自社の経営戦略について考え抜き議論を尽くし、具体的なアウトプットとして策定する本プログラムは、自社の能力の最大化を可能にする「戦略立案」と同時に「人材育成」を可能にします。
- 特徴
- コンサルタントの視点を加え、客観性を担保することで、独りよがりや視点のヌケモレを防ぐことができ、かつ自社内では気づきにくい強みや特徴を見出し、従来の延長線上にはない新たな切り口から、自社の未来を切り拓く可能性を多分に秘めた戦略立案を可能にします。
受講される方のイメージ
経営者、経営幹部、経営企画室、人事部、戦略立案プロジェクトメンバーなど
実施期間(日数)
4〜8日
適正な受講人数
15名
プログラム詳細
3つの特徴
1
勝てるシナリオを
作成する
俎上に乗せるのはリアルな経営課題であるため、プログラムの内容はその都度ほぼ完全にカスタマイズを行ないます。自社の経営課題に対して、コンサルタントが耳の痛い点も含めてフィードバックを行なうことで、勝てる経営戦略のシナリオづくりを可能にします。
2
経営層の熱い思いを
込められる
経験豊富なコンサルタントが経営者・経営幹部に伴走しながら、中期経営計画等の経営戦略の立案をサポートします。一方、実際に頭をひねり手を動かすのは自社の経営層であるため、当事者意識、熱い思いをもって、主体的に戦略策定を行なうことが可能です。
3
プロセスを繰り返す
ことでスキルを磨く
戦略のアウトプットイメージに沿って、議論し、仮説を立て、検証し、修正するというプロセスを何度も繰り返す中で、自社内の戦略作成スキルが磨かれていきます。議論を尽くすことを重要視しているため、1年近くの時間をかけて実施することもあります。
受講した場合のメリット
「らしさ」あふれる経営戦略の立案が可能になります
経営戦略の立案とは、自社の未来を創造することに他なりません。企業を取り巻く環境が激しく変化している今、その変化をいち早く察知し、さらに起こるべき未来を正確に見通したうえでの経営戦略立案が必要とされています。本プログラムにおいて、コンサルタントは創造プロセスをファシリテートし、客観的な視点や知見を提供し支援しますが、主役は参加メンバーです。自社への思いのこもった「らしさ(ウェイ)」、ミッション・ビジョンに立脚した、一本筋の通った経営戦略の立案を可能にするプログラムとなっています。
受講者の声
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テクノロジー 経営企画 主任
研修で、産業における新しい市場機会の特定と評価方法について学ぶことができました。戦略策定はもちろん事業開発の視点からも、非常に有意義な内容でした。
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IT 人事 課長
既存の延長ではなく、将来のビジョンを描いた上で、バックキャスティングで戦略を描くことができました。自分の思考の枠から抜けてあるべき姿をしっかり見定めることができたと思います
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インフラ 営業 課長
次期部長候補としてこの研修を受けました。コンサルタントの方から、他社事例も交えて策定方法を教えていただいたり、策定時に困ったことがあれば、直接相談に乗っていただいたのが本当に勉強になりました
実施までのプロセス
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1
刺激を受ける・知見を得る
〜外部のコンサルタントや有識者からマクロ環境変化や経営トレンド、その他最先端の情報、知識をインプットすることで参加者自らが学びなおす姿勢を創ります。
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2
自ら問いを立てる
〜組織の経営方針や課題に関心を向け、自らを組織のリーダーと見立てたときに、何を解決すべきか、自ら問いを設定します(※大枠を経営陣から示したうえでその中から問いを設定する、という方法も行っています)
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3
対話する・議論する・フィードバックを受ける
〜職位や経験年数を横に置き、問いに対してフラットに話し合います。必要に応じ、対話を活性化するために、論理的思考や戦略的思考などの思考スキルやファシリテーションや傾聴・質問力などのコミュニケーションスキル、その他リーダーシップについてのトレーニングもあわせて実施します。
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4
実際にアクションする
〜ただ会議室で話し合うだけではなく、現場にて考えたことを実行に移し、検証をします。普段、関心を向けないデータやFactに目を向けることは新たな視点を養うことにつながります。
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5
結果を出し検証する・次の行動を計画する
〜アクションを通じて得られた情報をもとに自らプロトタイプを仮説として創り上げます。実行の結果を獲得し、その結果をもとにさらなる改善個所について話し合ったうえで次なる行動の計画を立てます。
同時に、自らの「人を動かす」スキルや考え方についても振り返りを実施し、気づきをもとに一回り大きいリーダーとしての器の形成につなげます。