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『地頭力を鍛える』の著者 細谷功氏がビジョンハウスで講演!

HRIメンバーが「この人の話が聞きたい!」
という方をお招きしてお話をきく
「ビジョンハウス研修」
第12回目を3月29日(月)に開催しました。

今回のゲストは、『地頭力を鍛える』の著者である
株式会社クニエ 細谷 功氏
ご講演のタイトルは
「アナロジー思考力~コンサルタントに必須の発想力を磨く~ 」 でした。

18万部の売上を誇る「地頭力を鍛える」ができた背景は、
会社のマネージャーの方とインド料理屋で「本、書こうか~
という何気ない会話からコンセプトづくりが始まったそうで、
「さあ地頭力をテーマに書くぞ!」という感じではなかったとか。
持ち込み企画で出版社に持っていったら雑誌「THINK!」で連載。
その後、単行本化され今のヒットにつながったということでした。

さて今回は、テーマは「アナロジー思考力」ということですが、
アナロジー思考力というのは一言で言うと、
「2つの世界をつなぐ力」です。
すでに既知の領域をもとにして未知の領域の知見を推論する力が
コンサルタントには必須のスキルというわけです。

細谷氏曰くアナロジーの目的は3つ。
1)新しい概念を理解するため
2)他人に何かを理解してもらうため
3)新しいものを生み出すため

1)に関しては、例えば転職をしたときに
  新しい会社の仕事を覚えるために前の会社の仕事との共通項を探す・・
2)に関しては、新人に役員承認決済の資料を作成させるときに
 「役員承認決済というのは今、はやりの「事業仕分け」と考え方は一緒(短時間で非専門家に必要性をアピールしなければいけないという意味で)だよ」と説明してあげる・・・
3)に関しては、商品企画や新事業を考えるときに
  既知の領域と未知の領域の類似点を抽出しして「つないでみる」・・・ 
  
アイディアを考える人の既知の知識や実体験は有限で、
直接的に経験できることは限られているので
レバレッジを効かせて、考えるということです。

アナロジーというのは、「要はパクること・・・?」
といってもそう簡単には言えないようで
パクリとアナロジーは何が違うかというと
簡単に言うと 
「パクリ」は近所から借りてくる
「アナロジー」ははるか遠くから借りてくるものという違いです。

アナロジーは、借りてくるときの「借り方」がポイントになります。
「どこから借りるのか」、「どう借りるのか」を考えることが
アナロジースキルを鍛えるポイントです。

アナロジーを使ってなにかアイディアを出したいとき
・対象となるものの要素を抽出して、
・要素の抽象度を上げて、他の世界のものとの共通項を探す
というプロセスが必要になってきます。
抽象度を上げれば上げるほど、難易度も高くなりますが、
斬新なアイディアが生まれやすいそうです。

例えば、コンサルタントがあるメーカーの新事業の
アイディアを出すときにアナロジーを用いた場合

・某メーカー⇒同業界(国内)⇒同業界(海外)⇒類似他業界⇒異業界⇒ビジネス以外⇒人間世界以外

このように借りてくる先を遠くにすることで、
真似されにくいアイディアが生まれやすいわけですね。
一見似ていないようでも、深層的に似ているものを見つけることが
アナロジーでいう「遠く」を見つけるということです。

今回、コンサルタントのアナロジーの必要性をお話しいただきましたが
これはどんなビジネスパーソンにも必要なスキルであり
みなさんも多かれ少なかれ日々自然に実践していることだと思います。
細谷氏は、
ビジネスパーソンに必要なアイディア発想力を鍛えるには
 1)2つのものをつなぐ力
 2)多様な情報・知識・経験

この2つが大事だとおっしゃっています。

細谷氏は今回の講演でもアナロジーを使って
「HRIコンサルタントの思考」と「アナロジースキル」をつないでいただけました。
日々私たちが、考えていることを「整理」して「見える化」していただいたので、すっきりしました!
実に楽しく、たくさんの気づき、閃きが得られた
すばらしいご講演でした。
細谷様ありがとうございました!!

naobo

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