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「日本企業の知的資本マネジメント」の著者
 内田 恭彦氏がビジョンハウスで講演!

HRIメンバーが「この人の話が聞きたい!」
という方をお招きしてお話をきく
「ビジョンハウス研修」
第8回目を2月23日(月)に開催しました。

今回のゲストは山口大学経済学部教授の内田氏。
ご講演のタイトルは
「日本型経営におけるリーダーの機能および育成システム
〜変革および持続的競争優位構築との関係を中心に〜」

でした。

HRIではベトナムの現地パートナーと
日本型経営の優れた点をベトナムの経営者たちに
お伝えしようというプロジェクトを始めました。

そこで日本型経営について専門的に研究されている方の
お話を伺い考えを深めたいと考え
内田先生にご講演をお願いしました。

日本型経営は長期的な視点に立って人を育てると
言われてきましたが、どのようにして人、
特にリーダーを育てているのかは
あまり具体的に語られることがありませんでした。

今回、内田先生のお話で「異動」が
日本型経営における人材育成の
重要なしくみの1つであることを認識しました。

先生が実施された製造業のリーダーインタビューで
リーダーたちにとってもっとも重要な学習の契機
となったのが「異動」だったそうです。

「異動」は過去の知識を用いた比較学習の
機会になるとのこと。

前の部門と新しい部門に共通することと
異なることを認識していくことで
自社について理解を深め、リーダーに必要な
知識を身につけていくことができるようです。

ここで重要なのが「異動」に伴う学習が
受動的なものでなく、能動的なものである点です。

研修のような教育者から受動的に得る知識とは異なり
体験からの学びは教えられて学ぶのではなく
自分から問いを発しその答えを外に求めるタイプの
学びです。つまり、単純な知識の記憶、再生ではなく
新しいものを生み出す力をもっています。

組織にある仕事のスタイルや独自の進め方や考え方を
単純に学習、習得するだけではなく、
異動者が自らの知見をベースに既存のスタイルや
進め方を変容させていくのです。

永続できる強い組織というのは個々の社員が
経験に学び受け継がれているものの本質を残しながら
時代に合ったかたちに変容させていくことができる
組織なのではないかと思いました。

個の認知行動が「異動」によりどう変化するか
それが組織にどのような影響を与えるかを
考えさせられた貴重な時間でした。

内田先生たくさんの学び、気づきを
いただきありがとうございました。

uchi

  • NPO法人フローレンスの代表  駒崎弘樹氏
    内田 恭彦氏 &HRIメンバー

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