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シリーズ第7回 『つながり』
「枯葉剤」を過去のものだと 思っていますか?
~世界で起きていることから隔離されている日本~

あなたにとって“つながり”とはなんですか?
真の“つながり”とは何だろうか?

2月21日(土)

SPSもついに7回目。今回は、映画「花はどこへいった」で毎日映画コンクール ドキュメンタリー映画賞を受賞された、坂田雅子監督においでいただきました。

「日本人の方で『話して』と言われて、すぐに話し出すって珍しいですよね。素晴らしいです」

と坂田監督に賞賛を頂いた、SPSオープニング=アイスブレイク・タイム!
常連様のお力もあってか、和やかな空気でのSPSの始りです。

そして、HRIメンバーくにさんこと国友がセミナーセッションで初登場です。
ベトナムという国の概要、そしてHRIのベトナムでの活動を、クイズも交えてお伝えしました。

SPSシリーズ 第7回

<参加者さまからの感想>
(HRIベトナム)プロジェクトの概要がよくわかりました。ありがとうございました。
(一応プチ出資者です)(M.Aさま)


なかなか盛り上がったところで、SPSメンバーもーりこと守屋から
坂田監督についてご紹介。
そして、今回初のビッグな試み、映画の上映開始です!

SPSシリーズ 第7回 SPSシリーズ 第7回 SPSシリーズ 第7回

<参加者さまからの感想>
正直なところ、もっと先鋭的な(過激な)意見を前面に出した映画かと思っていましたが、淡々としたフィルム構成がリアルさをより感じさせるようで、いかに自分が何も知らないかを痛感させられました。今後のご活躍をお祈りすると同時に私個人と「アクションファースト」を合言葉に積極的につながりを求めていこうと思います。(小泉さま)

非常に考えさせてくれるメッセージを有難うございました。障害を持った子に対するお姉ちゃんの屈託のない笑顔で可愛がっている様子が印象的でした。また、当時の米軍の研究所の出しているプロバガンダを見て、まさに同じことが今、アフガンやイラクで行われているのでは、と考えると背筋が寒くなる思いがいたしました(近藤さま)


映画後の休憩中にも、どこか考え込む空気が部屋に漂っています。
皆様の千々の思いが溢れるように、ディスカッション・セッションが始まりました。

Q 誰が「ベトナム戦争の被害者なのでしょうか?」映画を見て、ベトナム人なのか、アメリカ兵なのかわからなくなってしまったのですが・・・
A 結局、問題の根はいつも同じではないでしょうか。「強者が弱者を踏みにじっている」、「権力者vs利用される者の構図」があると思います。戦争はもちろん悪いのですが、アメリカ兵も結局使い捨てだった、という事実もあります。

Q 希望はどこにあるのでしょうか?
A ベトナムの貧苦の中でも家族の温かさが、レンズを通して私の中に入ってきました。また、この映画を作ったことで、日本には映画館上映などコツコツとした助ける活動があることを知りました。「私たちが何かを言っても、あまり助けにならないかも」と思う場合が皆さんにはあるかもしれません。けれど、私はそういう日本人の市民活動にも、希望を持ちました。

Q 枯葉剤に副作用があることを、撒いた側のアメリカは本当に知らなかったのか?
A この映画では結局、枯葉剤の科学的側面については充分に深く語れていません。そして枯葉剤の散布が開始された時点では人体への害ははっきりとは知られていなかったようです。
その後「より効果のあるものを作る」ために、2種類の枯れ葉剤をまぜその過程でダイオキシンが発生していたのです。

そして1960年代には「ダイオキシンには毒性がある」ということを、製薬会社ではわかっていました。しかし、政府には知らされなかった可能性があります。「いつ、誰が、何を知っていたか」は責任の所在を追求するうえで大事です。そして今わかっていることは「知っているけれど、ダイオキシン入りの枯葉剤を散布し続けた」ということ。

たとえばその時の製薬化学薬品会社のひとつモンサントは,現在では「遺伝子組み換えトウモロコシ」で有名です。まずモンサントは、強力な除草剤を販売します。でもこの除草剤を使うと農作物自体にも害がある。そこでモンサントは、この除草剤にも負けない、遺伝子組み換えのトウモロコシを作って売っています。
その種には著作権があり、農民は種を収穫して次の年に撒く事ができません。

SPSシリーズ 第7回

Q ベトナムの人はアメリカや枯葉剤被害について、個人的にどう思っているのか?
A アメリカに対する気持ちはかつて南側だったか北側だったかで違いがあるようだ。南ベトナムの人のほうがアメリカには好意的。でも現在ではベトナム全体がアメリカとの協力の重要性を理解している。また、戦後ベトナムを逃れた難民のなかには今のベトナム政府をこころよく思っていない人たちがいるのも確か。枯葉剤被害については大多数がアメリカが責任をとるべきだと思っている。
Q 何故、「映像」という表現方法を選んだのか?
A 写真よりも、物語を語れると思った。一人で行くのが最初は心もとなかったが、そのうちビデオカメラが伴侶のようになった。そして完成後は映画が一人歩きを始め、それぞれ見た方の心の中で膨らんでいくことを知った。映画には今後も、元気でもっと歩いていって欲しい。

Q 枯葉剤の影響を受けた子供は、アメリカ帰還兵の中にも生まれている?
A いくつかのケースは見聞きしているが、実際に取材したこともないし、統計もないようだ。
障害児が生まれないにしても、流産などのケースも多いと聞いている。
アメリカのベトナム帰還兵で枯れ葉剤を浴びた人の中にはがんなどの病気で亡くなる人も多い。
アメリカ政府は枯れ葉剤の影響と認められる疾病のリストをつくり、その病気に該当する帰還兵にはある程度の補償がされる。


続いて5つのグループに分かれての、シェアリングセッションです。
この映画を見たことをどんな行動に結び付けるか、について各グループで話し合います。

ブログに書く、友人に知らせる、と身近な人への注意喚起から、ベトナムに行ってみる、裁判の援助をする、など数々の意見が飛び出します。

SPSシリーズ 第7回 SPSシリーズ 第7回

本日は参加者のうっちこと内田は、
「ベトナムの平和村を訪れ、出来ることを考えてみる」とプレゼンしていました!

各チームのアウトプットは素晴らしく、
考える→アクション→伝える→考える・・・
とぐるぐる「感動エンジン」を回していく、というものもありましたね。

<参加者さまからの感想>
何よりも人と人とのつながりややわらかく、素敵な雰囲気で深い意見交換ができ、
元気を頂きました。(福田さま)

また参加します。なかなか日常に溺れて足を運べないこともありますが、
引き続きよろしくお願いします。(朝日さま)

たくさんの意見を聞くことができ、とても良い時間でした。自分の過去と未来をつなげる
良いきっかけになりました。(岡部さま)


そして最後に全員写真で終了です!

SPSシリーズ 第7回


「花はどこへいった」という素晴らしい映画は、最初大きな刺激を受けますが、見れば見るほど心の奥底に触れるものがある作品です。是非皆様がまたこの映画を新しい方と見て頂けるのを楽しみに・・・

皆様、素晴らしい時間をありがとうございます!
ベトナム枯葉剤被害者の会さまへの募金も、5,093円集まりました。感謝です!

次回は5/23(土)にお会いしましょう!

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